2011
10.11
10.11
いつかはそうなる。
いつまでも元気でバイクを乗って楽しんでいられればいいのだが。
歩くことさえ困難な老後が待っている。
高校卒業してからもう30年。
彼女はそれ以来の帰郷である。
看護師を職業とし、福祉関係も含めずっとその世界で働いてきた。
以前、同窓会であった時、
「実家でディサービス開業したいんだ」
で昨日、
「11月1日にOpenだよ〜、誰か入所者紹介してね♪」
とペーパードライバーの彼女は自転車でやってきた。
本当にやるんだねぇ。
旦那と二人で、借金背負い頑張るそうだ。
その業界も乱立してるらしい。
フランチャイズとして、ノウハウをマニュアル化させ、
誰でも参入できるとのこと。
彼女のホームもフランテャイズでの展開。
そして休日なんかあるわけない。
24時間、365日の管理。
「遊びになんか、出かけられねえな」
「ワタシはその覚悟」
50歳目前での新たな決意。
「オレは老後はいかに遊ぶか考えているのによー!」
まぁそうなったら、優先的に入所させてくれよ。