2009
02.02

将棋

ここ天童市は、いわずと知れた「将棋駒」の製造が日本全国生産量の90以上%を占める。

天童温泉のホテルでは、プロ棋士の対局の舞台ともなる。

自分の将棋の腕前は、初級の初級程度で、へたくそである。

と先日、小学3年の娘が「お父さん、将棋しよう!」とどこからか将棋板と駒を持ってきた。

「なんでお前、急に将棋って?できんの?」

「学校で誰かやってた!」

確かに小学校のクラブ活動に将棋クラブがあった。

見よう見まねで、それぞれの駒の動かし方と、ルールはわかってるらしい。

よ〜し、やってやるか!失われつつある親子の絆をここで取り戻す為に!

私からね!と言って、イッチョ前に角の前の歩から始めやがった。

しかしオレが初級者と言っても、ヤツはまだ、ド素人。数分で勝負有り。

言葉も少なくなり、ちょっと顔色が悪くなってきた。

「お父さん!もう一回!」

今度は、何とか自分が負けるようにと、わざと手を抜いてはみたが・・・。

どうしても攻めてしまい、また負かしてしまった。

「・・・・・・」

次の勝負の為、駒を並べたが、相手はふてくされ寝てしまった。

貴重な親子の絆を確かめ合う時間が台無しに。

大人気ない自分を反省。でも久々の将棋、楽しかったなぁ。またやろうぜ!

 

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