2009
03.01

エンブレム

全てのバイクにメーカーや車種名を表す「エンブレム」が貼ってある。

人の名札みたいなもの。

なければ、我々も特定するのに時間がかかる車両も多いだろう。

結構重要な役割を果たす。

現行のバイクのエンブレムは、シールやプラスチックを両面テープで貼り付けてある。

貼付けは簡単だが、剥がすときにボディーにキズをつけたり、テープのノリが残って

なかなか剥がしにくいことが多い。経験された方も。

昔のバイク。例えばZⅡ。

ガソリンタンクのKAWASAKIエンブレム。

あらかじめタンクにネジをとめるナットが付いてあり、ごらんのような細いネジ2本で取り付け。

次にサイドカバーエンブレム。750の文字にそそられる。

3つの突起があり、カバーにあいた穴にセットし、裏側から特殊ワッシャで押さえ込む。

しかも材質はアルミ製。

なんとも当時は手間をかけたもんだな、と思う。

それゆえに現代にない、重厚さ、存在感が感じ取れる。