2010
10.14

小学生の頃、遊び場所は田んぼに山にグランドだった。
学校が終わったら、日が暮れるまで外で遊ぶのは当たり前。
近くに舞鶴山がある。空から見ると鶴が舞い上がるように見えるからと聞いた。
春には桜が咲き、人間将棋も開催され、冬には山の道路をスキーで滑る。
絶好の遊び場である。
いつか先輩に、舞鶴山のホラアナ探検いぐぞ!って連れて行かれた。
戦時中の防空壕だったと思う。
懐中電灯を持って、数人、一列になって中腰で中に入った。
真っ暗で、冷っとして、薄気味悪い印象しか残ってない。
だんだん中に入っていくも、早く出て家に帰りたい気持ちだった。

チリでの救出劇。
想像以上に過酷なできごとである。
もうすぐ全員救助されるとのこと。
もう死を覚悟してた方もいただろう。家族とまた会える。
25年前に結婚したが、式を挙げてない方もいた。
「帰ることができたら、結婚式を挙げよう」と中から手紙を妻に。

そんな感動とは裏腹に、穴があったら入りたい毎日が続く。
※タイムリーな画像がありませんでした・・・