2009
05.17

正体は

リムに、タイヤの空気を入れるバルブ以外に突起物が付いているモノを

ご覧になった方がいると思う。それ何?

激しい走りが求められるバイクで、スポークでチューブタイプのホイールに装着されることが多い。

モトクロスタイプのバイクのリヤホイールには必ず付いている。

その名も「ビードストッパー」。

タイヤはホイールにタイヤのゴムの伸びる力で密着してる。

タイヤ交換作業を見たことある方はご存知かと思うが、

空気を入れると突然「バン!」と大きな音をたててタイヤがホイールに密着する。

ホイルとタイヤは、これでずれずに回転して走行する。

しかし、急加速、急減速を繰り返すチューブ入りのオフロード車では、

ホイールだけ回転してしまう場合も。

そうすると、いっしょにチューブも回転してしまい、バルブの口も動き、裂けてしまう羽目に。

それを防止する為にこの「ビードストッパー」。

リムとタイヤをネジの力で強制的に密着させてしまう。

すると、マディコンディション等では、空気圧も極力下げられて、グリップ力を保てる。

雪の上を走ったときは、これのおかげで空気圧0km/cm2に。

ZⅡの純正リヤホイールには2つも付いている。